防災関連のデザイン、イラスト事例
2022年10月13日Designおうちに馴染む「おまとめ防災フォルダー」と「避難所運営マニュアル」 でも紹介した通り、ルースヒースガーデンでは設立当初から防災関連のグラフィックデザインや企画に数多く携わらせていただいています。今回はそのうちのいくつかを紹介させていただきます。
防災イベント告知ポスター・チラシ
こちらは災害時の住環境・生活環境EXPO2017の告知ポスター・チラシデザイン。訴求力を高めるため、写真を効果的に利用しました。防災のグラフィックは黄色と黒の配色になることが多いのですが、「家族連れなど、幅広い方々に気軽に来場して欲しい」とのイベント主催者様の意向を反映するため、黄色の代わりに薄いオレンジ色を利用することでぬくもりのある印象となるよう工夫してます。
イラストカット事例
ある新聞の防災記事に寄稿させていただいたイラストカットです。記事の内容がわかりやすく伝わるよう、いただいた原稿をもとにわかりやすい図やイラストを提案し制作しています。
防災備蓄品の説明書
避難所での健康のために重要な口腔衛生。マスクや歯ブラシがセットになった備蓄品キットに同梱される説明書をデザインしました。以下はそのうち一部の抜粋です。マスクの装着方法は文章で読むよりもイラストで確認したほうがわかりやすいですね。新聞のイラストと同様、誰にでも親しみやすく、誤解がなく伝えられるように、シンプルなタッチのイラストとなっています。
避難所シミュレーション用アクリルブロック
最後は少し変わり種。自治体で実施される避難所訓練用のアイテムです。
模造紙に大きく避難所の間取り図を印刷し、その上に置きながら避難所の配置をシミュレーションできるアクリルブロックです。
車椅子の方や女性専用エリアを作ったり、ペットを一箇所に固めたり、避難所の配置計画はとても重要です。避難所運営に携わる方々がディスカッションしながら最適な配置を検討するためにはこういったブロックがあるとスムーズですね。
紙が透けないよう、白インクを背面に引いています。また、男女のアイコンは青と赤にしてしまうとトイレと紛らわしいため、緑とオレンジの配色にし、顔や足部分は塗りつぶしをしないなどの工夫をしました。
こういったアクリル素材などを使ったグッズ制作はオリジナルキャラクターブランドTetra Styleで数多く経験していますので、データ作成から最適な業者探しまで、お任せいただければすぐにご提案が可能です。
防災関連デザインの事例はまだまだありますので、今後も少しずつ紹介していきたいと思います。
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